クロムハーツの歴史

クロムハーツの歴史

1960年 5月19日、ニューヨーク州ユティカでクロムハーツの創始者リチャード・エリック・スタークが生まれる。リチャードはハイスクールまでをユティカで過ごし、その後はニューヨーク州内の田舎へと移り、ヒッピー的な生活を送る。

1978年、リチャードは西海岸カルフォルニア州で塗装業をしながら建築関係の専門学校へ通い初め、その後木工職人に弟子入り。そしてその木工職人の父親が経営する皮革輸入会社でも働き始め、世界各国の革なめし工場の窓口となりアメリカのメーカーに革を販売する。

そして、愛車のハーレー・ダビットソンで革のセールスをしている間に、同じ革のセールスマンであったジョン・バウマンと知り合い、バイク用皮革ファッションの共同ビジネスが始める。また、リチャード自身がハーレーに乗る時のための革製品も作り始め、身近な友人達のためにも作り始める。さらに自分で身に付けたいファッションを求める様になり、彫銀職人であったレナード・カムホートを引き込む。

1988年、現在のリチャードの妻であるローリーと出会い結婚。同年10月マリブで、レナード・カムホート、ジョン・バウマンの3名でChrome Heartsを創設。

1989年にリチャードの友人が監督をした映画「チョッパー・チップス・イン・ゾンビー・タウン」の衣装を制作。その後、皮革製品のボタンやファスナー等であったクロムハーツのシルバーアクセサリーは、口コミで全米のバイク愛好家の間で評判になり、単独商品として販売するようになる。

1991年にコム・デ・ギャルソン青山で紹介される。

1992年、アメリカ・ファッション・デザイナーズ協会から、アクセサリー部門最優秀賞受賞「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」の栄誉を得る。

1994年、ハリウッドにクロムハーツ本社を建設。

1996年、ニューヨークに本店をオープン。LAではセレクトショップのマックス・フィールドと提携して販売網を確立。

1999年、クロムハーツ東京支店を青山にオープン。

2000年、マックス・フィールドから独立して、クロムハーツ・ロサンゼルスがオープン。

2001年、クロムハーツ大阪支店を中央区にオープン。

現在では多種多様な商品が販売され、手作り加工で商品数が少ない上に市場人気が高い事もあって、入手しにくいファッションブランドの一つとなる。